「松本昌次さんを語る会」ご参加へのお礼

 

 

 2019年4月6日、「戦後編集者」松本さんの「最後の本」(ご自身の言葉)『いま、言わねば――戦後編集者として』の発刊に合わせて、「松本昌次さんを語る会」(文京区民センター)が行われました。

 遠くは北海道、関西からもお越しいただき、200人近くの方がご参加くださいました。ありがとうございました。

 

 当初、この会のご案内に以下のように記しました。

 ――松本さんは、ご自身の生の終わりを予感したとき、「葬儀や告別式の類はいっさい行なわないように、偲ぶ会やお別れの会もやってほしくない。ただ、ぼくを肴に考えたり批判したりするのはいっこうにかまわない」と言っていました。

 そこで、松本さんを「偲ぶ」のではなく、松本さんと「向き合う」会に、松本さんと「お別れ」するのではなく、松本さんを「継承」する会にできれば、と考えています。――

 

 このことを実現するために、さまざまな分野で松本さんとおつきあいのあった方々20人(戦後文学関係、映画関係、演劇関係、出版社関係、市民運動関係、朝鮮・韓国関係など)ほどのリレースピーチを予定しておりましたが、どうしてもお話しいただく時間が取れなかった方々にまずお詫び申しあげます。

 そして、時間の制約の中で「松本昌次さん」を語ってくださった皆さまに、あらためてお礼申しあげます。

 満員の会場で、松本さんのお好きだった〝飲み物〟も並び、和やかな時間が流れました。

 多くの方が一堂に会し「語る」ことによって、より多角的に、より深く、松本さんを知ることができ、そして「戦後編集者・松本昌次さん」の「継承」につながることを願っております。

 本当にありがとうございました。

 

   2019年4月11日 

「松本昌次さんを語る会」

                         一葉社 大道万里子  

 

 

「松本昌次さんを語る会」のご案内

 

 今年2019年1月15日、松本昌次さんは亡くなりました。

「戦後編集者」松本さんの「最後の本」(ご自身の言葉)『いま、言わねば――戦後編集者として』の発刊に合わせて、「松本昌次さんを語る会」を行ないたいと思います。

 松本さんは、ご自身の生の終わりを予感したとき、「葬儀や告別式の類はいっさい行なわないように、偲ぶ会やお別れの会もやってほしくない。ただ、ぼくを肴に考えたり批判したりするのはいっこうにかまわない」と言っていました。

 そこで、松本さんを「偲ぶ」のではなく、松本さんと「向き合う」会に、松本さんと「お別れ」するのではなく、松本さんを「継承」する会にできれば、と考えています。

 当日は、形式的な取り決めや段取りはできるだけなくし、松本さんの口癖の「率直に」があちこちで飛び交うような形になればと願っています。

 一人でも多くの方がたの参加をお待ちしております。また、お知り合いの方もぜひお誘いくださいますように、お願いいたします。

 

     2019年2月

 

●呼びかけ人(五十音順)

秋山淳子 石毛拓郎 内田三和子 岡本有佳 大道万里子 桂川  潤 栗原哲也 

小森明子 斎藤明子 斎藤次郎 鈴木恵美子 鈴木地蔵 鈴木伸男 富盛菊枝

平木美那子 船木拓生 米田  順 和田悌二 

 

・日時  2019年4月6日(土)13時半開場・14時開会~16時半閉会

・場所  文京区民センター 2-A会議室

       都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分

       東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分

       JR水道橋駅東口徒歩15分、都バス(都02・都02乙・上69・上60)春日駅徒歩2分

・会費  3000円(松本昌次著『いま、言わねば――戦後編集者として』代金と軽食代含む)

 

*会場設営準備のため、呼びかけ人とご協力いただける方は、13時までに会場にお越しください。

*上記松本さんの本をすでに入手していて必要ない方は、受付でその旨お申し出ください。その場合の会費は1000円です。

*当日参加はできないものの、松本さんの上記新刊をご所望の方は、下記一葉社宛にご注文ください。送料込みで2,000円です。郵便振替=00140-4-81176

 

【連絡先】一葉社 和田悌二   〒 114-0024 東京都北区西ケ原 1-46-19-101 

     電話 03-3949-3492   FAX 03-3949-3497     E-mail :ichiyosha*ybb.ne.jp (*を@に)