書評(ブックレビュー)という日本への告訴状


 

 

 

琉球独立への本標(ほんしるべ)

この111冊に見る日本の非道

   

 

 

◆ 著 者:宮平 真弥(みやひら・しんや)

◆ 発行年月日:2016年12月

◆ サイズ:四六判

◆ ページ数:240ページ  

◆ ISBN978-4-87196-062-5

◆ 定価:1,800円+税 

 

 

基地は差別の産物

 

日本人よ、沖縄人の声を聴け!

いったい誰のせいで沖縄住民は苦しみ続けているのか

 

 

「……筆者は、沖縄出身日本「本土」在住者として、さしあたって、日本国が琉球・沖縄にしでかしたこと、現在しでかしていることを「本土」の人たちに伝えたい。ひいてはアジア各国でしでかしたことも知ってほしい。沈黙や無関心は沖縄差別に加担していることだと認識し、そこから脱却する方法を考えてもらいたい。本書で紹介した111冊の文献は、日本人が沖縄やアジア各国に対して何をしてきたのか、今後どうすべきなのかを考える上で参考になるものだ……本書で紹介した文献を読んでみて、その上で琉球独立を考える読者が出てくれば望外の幸せである。」(本書「はしがき」より) 

■著者紹介■

 

宮平 真弥(みやひら・しんや)

 

1967年、那覇市生まれ。沖縄県立首里高等学校、法政大学法学部卒。東京都立大学(現首都大学東京)大学院を経て、2001年より流通経済大学法学部専任教員。法政大学沖縄文化研究所兼任所員。専門は日本近代法史。共著に『部落有林野の形成と水利』(御茶の水書房)、『現代日本のガバナンス』(流通経済大学出版会)など。